今日は昨日来県された県外の会員さんと東京周辺から来県される植物愛好家のみなさんと一緒に間瀬田ノ浦周辺を散策です。
朝に安田温泉「やすらぎ」に宿泊した会員さんを迎えに行き、途中レンタカーに乗り換えて新潟駅で東京周辺からのみなさんと合流し、最初は間瀬田ノ浦手前の白岩海岸を散策しました。
みなさん、バシクルモンが一つの目的だったということでしたので自生地を案内し、その周辺から海岸までを歩きました。
周辺にはキリンソウやアサヅキが、海岸に出るとハマボッスが花を咲かせクサスギカズラも見ることができました。崖上の遊歩道ではオカトラノオやナンテンハギ、ノハナショウブなどが咲いていました。
ここからはいったん車に引き返し、田ノ浦海岸に向かいました。田ノ浦はハマボウフウが群生していて花を咲かせているものや実を付けているものなどを見ることができました。そしてスナビキソウが一株だけでしたがまだ花を付けていました。コオニユリはまだ固いつぼみでしたが多くありました。
そしてバシクルモンの咲いている場所を案内したのち山が海に迫っているところまで行くと、オオバギボウシやコシジシモツケソウが花を咲かせていて、さらに奥にはアオヤギソウが花を咲かせ、クガイソウがつぼみを付けていました。
田ノ浦は今月のミニ観察会でも訪れますので、その下見にもなりました。
植物に夢中になっていて時間を忘れ、とっくにお昼を過ぎてしまっていたので、少し引き返し「いわむろや」で軽食をとると、弥彦山スカイラインの頂上まで行って尾根筋の植物を観察しました。
私たち新潟に住んでいるものにとっては、何気ない植物でも東京周辺の人たちにとっては新鮮に映ったようでした。
この日は友の会の忘年会などでも利用する新三川温泉の「旅館まるに」に宿泊しました。