事務局日記

少し時間ができたので福島潟に行ってきました。

最初はオニバス自生地をまわったのですが、ミズアオイは上部が刈り取られていました。それでも下から新しい芽を出して花を咲かせていました。ほかにもミズオオバコが薄ピンクの花をいっぱい咲かせて寂しくなった水面を彩っていました。オニバスはもうすっかり花が終わって実をつけていて、所々に実がはじけてタネが浮いていました。このタネはやがて沈んで新しい個体になると思います。

続きて雁晴れ舎に移動して自然学習園を回りました。向かう途中、イシミカワが実をいっぱいつけていました。この実は萼が肥大化したものでよく見ると名残があります。

またサクラタデやシロバナサクラタデが見ごろとなっていて、ミゾソバもこれらに張り合うように花を咲かせていました。タコノアシも赤く色づき始め蛸の足らしくなっていました。

帰りに十二潟も立ち寄り、アサザやコウホネの花を近くで見ることができました。また十二潟近くの水田にはミズワラビも見ることができました。