特別観察会で山形市野草園に行ってきました。
道中、関川村のふれあいドームで大したもんじゃまつりで使った全長82.8メートルの竹とわらで作った大蛇を見学しました。
そのあと山形県に入り、高畠町にある山形県のご当地パン、太陽パンの直売所に立ち寄りました。
最後に物産館ぐっと山形で昼食を購入して、野草園到着は11時30分を過ぎていました。
野草園到着すると、さっそくひょうたん池周辺から散策を開始しました。
すぐにアケボノソウの咲いている姿を間近で見ることができ、近くにはオトコエシやダキバヒメアザミも花を咲かせ、ヌスビトハギが実をつけていました。
足元にはコシオガマが花を咲かせ、どうしてシオガマという名前がついているんだろうという質問も出ました。近くにはシラネアオイが大きな実をつけていて、花は見たことがあるけど実は初めて見たという声も。
秋らしい色の花をつけたホトトギスの隣にはタマブキが花を咲かせていて、ここでもどうしてタマブキという名前なのだろうと疑問の声が。近くを見ると、丸いムカゴをつけたものがあり理由が判明。
この先にはウゼントリカブトやサラシナショウマの群生が。
そして見たかったという声が多くあったカリガネソウも多くの花をつけていました。
ほかにもタムラソウやヤマハッカ、ワレモコウ、カンボクの真っ赤な実、ムカゴイラクサなどを見ているうちに時間は1時近くになったため昼食に。
食べながら午後はどっちのほうを回ろうかと考えていたら、無料のガイドウォークがあるというのでどちら方面を回るのか聞いてみると、午前中に回ったコーストば別な方向を回るとのこと。
そこで午後からはガイドウォークに参加することに。
ガイドウォークではキタコブシの実やヒオウギアヤメの実「ぬばたま」のほか、オケラの総苞、ヤマハギの花、クサボタンの実などを見てからアサギマダラの飛ぶフジバカマ群生地を見ました。
そのあと少し上って奥に行くと足元にはシロヒメホウキタケがあちこちにあり、さらに進むとギンリョウソウモドキがありました。
薬草園ではクロバナヒキオコシやキササゲ、ツリガネニンジンが、学習センター付近ではカラハナソウや実をつけたシオデを見ることができました。
最後にロックガーデンを回ると、イワセキショウやセンボンヤリ、エゾオヤマリンドウを見ることができました。
出口に向かってもツルボが花をいっぱいつけていて最後まで楽しませてくれました。
帰りには、朝も立ち寄った物産館ぐっと山形でお買い物を楽しみ、さらに高速道の南陽パーキングエリアで山形県絶滅危惧種のイヌハギの開放花と閉鎖花を見てから帰路につきました。