特別観察会で福島県田村市のあぶくま洞までヒナノキンチャクを見に行ってきました。
前日は大雨でしたが、この日はよく晴れた快適は観察会日和でした。
あぶくま洞に到着したのは10時前で、車を第2駐車場に入れると、さっそくヒナノキンチャクを探し始めました。駐車場にはヒナノキンチャクの説明看板があり、近くを探すとすぐに見つけることができました。
小さい花でわかりにくかったのですが、目が慣れると駐車場わきのあちらこちらで咲いている様子が観察できました。すぐ近くにはクサボタンも花を咲かせていました。
たっぷり観察したり、写真を撮ったりしてから、せっかく来たのだからあぶくま洞も見学しようということになって受付を済ませてあぶくま洞の入り口を目指しました。
入り口に向かう通路の脇にヤマジノホトトギスが花を咲かせていました。
さっそく通路脇で観察を開始。周囲にはセンボンヤリやヤマハギ、ヤブレガサなどがあり、イヌショウマがつぼみをつけ、ヤブデマリも赤い実をいっぱいつけていました。
洞内に入ると気温は低くなり、いろいろな形の鍾乳石を事務局の解説でゆっくり見学しました。
鍾乳洞を出ると一株だけでしたが、ヒガンバナが咲いていて秋を実感しました。
その後、あぶくま洞の食堂で昼食を取り、おみやげを買って帰路につきました。