秋の観察会を実施しました。
今回は中型観光バスを利用して募集定員を少なくして募集したところ、募集開始から15分ほどで定員を上回る申込みがあり、バスの乗車定員いっぱいまでで受付を終了しました。
道中、福島市内の青少年会館内にある「みなふく食堂」で特別に作ってもらったお弁当を積み込みました。
お弁当を積み込む間、参加者には近くにあるJA直売所「ここら」で旬の果物などのお買い物を楽しんでもらいました。
目的地である浄土平に向かう車中では、事務局がバス正面に見えてきた先達山中腹のメガソーラーについて問題提起を行いました。
浄土平駐車場に到着すると、下界とは違うさわやかな風が吹いている中、集合写真を撮ってから散策を開始しました。
浄土平ではゴマナやヤマハハコ、ウメバチソウが白い花を咲かせ、エゾリンドウの青い花がコントラストを添えていました。
湿原の植物を十分堪能してから木道を離れ、車道を横切って桶沼に向かいました。
このルートは低木に囲まれた樹林帯で、足元にはマイヅルソウがうずら模様の実をつけ、頭上にはガマズミが真っ赤な実を実らせていました。
樋沼の展望台で少し遅い昼食をとり、吾妻小屋から浄土平キャンプ場を抜け兎平駐車場に到着しました。