夏の観察会、2日目は早朝5時30分から希望者による早朝観察会でスタートしました。
宿泊した旅館前の道を少し散策しただけでしたが、多くの植物を見ることができました。
最初に見たのは少し様子の違うコバノギボウシで苞が葉のように大きくなっていました。道路わきだったので草刈りの影響かもしれません。ほかにも周囲にはオニシモツケやヤナギラン、ヤマブキショウマのほか、前日の夕食で天ぷらになっていたハンゴンソウやよく似たキオンなども見られました。
また高山植物のコゴメグサが咲いていたり、旅館の玄関近くにはアカバナやバイケイソウ、コンフリーなども咲いていて、さらにオオハンゴンソウもあってハンゴンソウと見比べたりもできました。
朝食後は身支度を整えるとバスで一の瀬スキー場に移動。ゲレンデ内からシナノキの巨木を回り、高天ヶ原湿原を散策しました。
一の瀬ではヤナギランの群生を楽しんだり、イタドリとオオイタドリの違いを確認したりしながらあるいていたらアザミの花にミヤマカラスアゲハがポーズをとって止まっている様子も見ることができました。ここで少し当初の予定とコースを変更してゲレンデ内を上り、ヤナギランやバイケイソウが咲き競う草地を横切ってからシナノキの巨木を見ました。
ここからは林の中を歩き、両側にはツバメオモトの群生が実をつけている姿を見て、高天ヶ原湿原に向かいました。
ここからはオグルマやアスヒカズラ、コバノギボウシ、ツレサギソウ、イワイチョウなどを見ながら木道を歩くとバスが待っていてくれました。
帰りには山の駅や道の駅でお買い物を楽しみ、帰路につきました。