事務局日記

6月12日、13日の両日、2班に分けて特別観察会として阿賀町のたきがしら湿原と西会津安座ヒメサユリ群生地の観察会を実施しました。

旅程は両日とも午前にたきがしら湿原で観察、午後から西会津安座地区の赤城神社のモミの巨木、アスナロのねじれた巨木、コウヤマキの巨木を見学した後、ヒメサユリ群生地を見学してから、大山まつり開催中の大山祇神社と会津三観音の一つ鳥追観音を参拝してから道の駅にしあいづでお買い物、最後に大山まんじゅうや野澤宿り~むがおいしい清水屋菓子舗に寄って帰路につきました。

たきがしら湿原ではヒオウギアヤメのおしべやめしべがどこにあるかをマルハナバチのあとを追いかけ探したり、花弁数の多いヒオウギアヤメを見つけ、そのつくりをじっくり観察したりして、ゼンテイカの花が順番に咲いている様子を見たりしました。また目立たないのですがショウブも花を咲かせていてハナショウブとは大きく異なることを確認したり、池で花を咲かせ始めたヒルムシロを見たりしました。たきがしら湿原でもヒメサユリが咲いていて、参加されたみなさんは写真を撮ったりして楽しんでいました。

西会津の安座(あざ)ではヒメサユリ(現地ではオトメユリと呼んでいます)の群生地に続く階段でもヒメサユリが多く咲いていましたが、階段を上った先の台地でのヒメサユリ群生にみなさん圧倒されていました。

大山祇神社では拝殿前のカルミアの造詣美を楽しんだり、鳥追観音でもコウヤマキの巨木を見たりと友の会ならではの楽しみ方で過ごすことができました。

ちなみに昼食は12日が道の駅内のお食事処いち膳でそばを中心としたメニューからそれぞれがお好みのものを、13日は阿賀町のお茶の間久太郎でとろろ膳を楽しみました。