お天気に誘われて4年前の観察会でも訪れた妙高の夢見平に行ってきました。
青空に新緑と山々の残雪が気分を高めます。
夢見平へ続くダムの上を渡り急な階段を上ると、さっそくキクザキイチゲとエンレイソウが出迎えてくれました。奥のほうにはミヤマエンレイソウもひっそりと咲いていました。
先に進むと蓑の池にはクロサンショウウオの卵塊がびっしり。
周囲を見るとニリンソウの群生に交じってクルマバツクバネソウも花を咲かせていました
稲荷神社の鳥居が壊れていてこの冬の豪雪を物語っていましたが、周囲にはタケシマランやフッキソウが花を咲かせ、ヒロハユキザサもつぼみをいっぱいつけていました。
散策路はコミヤマカタバミやミヤマスミレが縁取るように咲き、ワンポイントでヤマエンゴサクやシラネアオイ、スミレサイシンも咲き、カタクリもまだ咲き残っていました。クリンソウはまだ小さいつぼみでしたが、しばらくすると彩を添えてくれると思います。
分岐を過ぎ、ロングコースのほうに少し足をむけると、まだつぼみでしたがマイヅルソウがまるで敷き詰めたのようにあり、先にはツバメオモトが見ごろとなっていました。
湿地近くではサンカヨウが咲き始め、リュウキンカも鮮やかな黄色で目立っていました。
ズミのトンネルはまだつぼみは小さかったのですが、近くにはコマガタケスグリが花穂を下げていました。
駐車場に戻る階段わきにはクルマバソウに交じって、フデリンドウも咲いていて最後まで楽しませてもらいました。