5年ほど前に友の会の観察会で訪れた福島県下郷村の中山風穴に行ってきました。
ここは風穴から冷気が噴出しているため、標高の高いところの植物が見られ、オオタカネバラが咲くことで有名なのですが、毎年咲き終わるころに訪れていたため、今年は少し早めにと思い行ったのですが、第6指定地では終わりかけ、第3指定地ではまだつぼみの状態でした。
それでも風穴地に向かう途中ではキンポウゲがあちこちに群落をつくり、同じ黄色で張り合っているのかヤマブキやキケマンも咲いていました。
散策路の周辺にはヒトリシズカやケマンソウ、クルマバソウ、キバナイカリソウなどが次々に目に入り、フデリンドウは歩道上にまで花を咲かせ、足の踏み場も無いようでした。
指定地ではアイヅシモツケやレンゲツツジが花盛り、ベニバナイチヤクソウはまだつぼみ、ヤナギランに至ってはまだ花芽もついていませんでした。
そしてメインのオオタカネバラは終わりかけているものも多くありましたが咲いている様子も見れ、つぼみもいっぱい見ることができたので、まだこれから楽しめそうでした。
ほかにもチゴユリやキランソウも咲いていました。