事務局日記

毎月定例のミニ観察会、今月は秋葉湖の駐車場からトリムコースを経て木もれ陽の遊歩道を通るコースで実施しました。

植物園に集合して秋葉湖の駐車場からの参加者と合流して10時30分頃から歩き始めました。

湖畔の桜はもう終わっていましたが、湖に張り出した八重桜はまだ満開でした。

歩き始めると道路わきにはトキワイカリソウが白い花が迎えてくれました。先に進むと黄色い花の群生が、下見で見たときはまだつぼみでしたが、大きく成長し花をいっぱいつけていました。下見の時はエンコウソウかと思っていたのですが、大きく成長した姿をよく見ると匍匐枝がなかったのでヒメリュウキンカのようでした。どこかから逸出してきたものかもしれません。

近くの湿気が多い場所にはホウチャクソウが花を咲かせ始め、なぜか直立したものが目立つカキドオシ、オオバタネツケバナ、ヘビイチゴ、ツボスミレなども花を咲かせていました。

尾根道に入るとチゴユリが花を咲かせ、広場ではセンボンヤリが春型の頭花をつけていました。

遊歩道わきには長い釣り糸のような付属体をつけたウラシマソウが目を引き、足元にはマキノスミレがあちこちに花を咲かせていました。

歩いた距離はわずかだったのですが、植物に夢中になって駐車場に戻ったのは1時過ぎになっていました。