県北の植物たちに様子を見に胎内市のはまなすの丘、勝木の筥堅八幡宮社叢、乙の乙宝寺、地本のミズバショウ自生地を回ってきました。
はまなすの丘ではセナミスミレがようやくつぼみをつけ始めていました。開花まではもう少しかかるかと思います。しかしハマエンドウも葉を茂らせ、ハマボウフウも小さいつぼみが確認でき、シロヨモギやハマナスも新芽をのばしていました。
筥堅八幡宮社叢ではハマハタザオが白い花で、スミレサイシンが青紫色の花で出迎えてくれました。
ヤマネコノメソウはカップ状の実にタネをいっぱいたくわえ、キクザキイチゲやカタクリはそろそろ終わりそうな感じでした。しかしキランソウが咲き始め、ムラサキケマンもつぼみをつけて咲くのを待っているようでした。
またここではスミレサイシンやオオタチツボスミレのほか、交雑種のムラカミタチツボスミレらしいものも目にすることができました。コシノカンアオイも多くあり、コシノコバイモまで見ることができました。クルマバソウも花を咲かせ始めているようで、しばらくしたらまた訪れたいと思いました。
乙宝寺ではキノトザクラはまだつぼみでしたが、シキミが花をつけ、ソメイヨシノも咲き始めていました。
地本のミズバショウ自生地ではまだミズバショウの見ごろが続いていて、先日訪れたときは芽を出したばかりだったノウルシがもう花をつけていましたが、サワオグルマはまだつぼみも見当たりませんでした。