自宅のヒガンザクラが咲き始めたので、五泉市小山田のヒガンザクラも咲き始めたのではないかと思い見に行ってきました。
自宅のヒガンザクラは二十年ほど前に小山田ヒガンザクラの子を分けてもらったものなのです。
駐車場につくと車はまだ2台ほどしか止まってなく、もしかするとまだ早かったかとも思ったのですが、気にせず急斜面の散策路を歩き始めました。
急斜面が緩くなったころ、目についたのはアブラチャンの花でした。オオバクロモジのほうが多くあったようですが、黄色い花がよく目立っていました。足もとにはネコノメソウやエンレイソウがいっぱい咲いていました。植栽されたシラネアオイはまだ芽を出し始めたばかりのようでしたが、ミチノクエンゴサクは見ごろとなっていました。
頂上近くのヒガンザクラはまだつぼみでしたが、オクチョウジザクラは見ごろとなっていました。
下山道ではナガハシスミレやキクザキイチゲが多く見られました。
そのあと、前回のミニ観察会で木になっていた植物があったので田ノ浦から弥彦に向かう登山道を歩いてきました。
白い小さな蕾で何だろうと思っていたのですが、1週間ほどたったので開花していると思い確認のため向かいました。
もちろん周囲の植物も楽しんできました。
モミジイチゴは花盛り、タムシバも満開になっていました。オオタチツボスミレやナガハシスミレ、スミレサイシン、イカリソウ、ミチノクエンゴサクなどの見ごろを迎えていました。つぼみだったミヤマカタバミも開き始め、カタクリやコシノコバイモもまだ頑張っていました。
そして問題の植物は花が開き始めていて、ヒメニラと分かりました。
帰りには天狗谷にも立ち寄り、ツクバネソウを確認できました。