今年度1回目の特別観察会を実施しました。今回は長岡市の雪国植物園で8人乗りワゴン車満員での実施となりました。
お天気にも恵まれ、最高のコンディションでの観察会となり、雪国植物園では今回ガイドをお願いした友の会会員の小林さんがすでに待っていてくれました。
さっそく小林さんの案内で園内を歩き始めると、オクチョウジザクラが出迎えてくれ、オオバクロモジの花も咲き始め、オオカメノキもつぼみを膨らませていました。
足もとのコシノカンアオイは例年になく多くの花をつけ、イワナシも見ごろとなっていました。
ショウジョウバカマもよく見ると花の色が違っているのが分かり、カタクリは青空をバックに自慢げに胸を張って咲いていました。
その先にはフクジュソウが群落をつくり、頭上ではマルバマンサクがまだ頑張って花を咲かせていました。日当たりのいい斜面ではイワウチワが咲き始め、シュンランは花だけではなく、昨年の実の殻もつけていました。イワカガミはまだ固いつぼみ、雪割草は園内のいたるところで花を咲かせていました。ほかにもミズバショウにキクザキイチゲ、ニリンソウ、コシノコバイモ、コシノチャルメルソウ、スミレサイシン、ホクリクネコノメソウ、ザゼンソウ、アズマシロカネソウ、オオバキスミレなども見ることができました。
ほかにも見る機会が少ないキバナノアマナやエチゴルリソウも咲いていましたし、ヒトリシズカが咲き始め、サンカヨウはまだつぼみでした。
参加されたみなさんも多くの植物を見ることができて満足していただいたようでした。
特別観察会はこれからも随時実施して行く予定です。