事務局日記

先日、間瀬田ノ浦の近くでキツネノカミソリを見かけたので角田山でも咲いているはずだと思い、早朝に出かけてきました。

6時頃に浦浜登山口の駐車場はすでに10台近くの車がとまっていました。今回は最初に非公式のヨーロッパ松コースから見てこようと集落内を歩き、分かりにくい登山口から急登の道を進みました。

ほどなくキツネノカミソリが姿を現し始めました。進むと登山道わきの斜面いっぱいにキツネノカミソリが咲いていました。この先は沢を渡り頂上に向かう道が続いているのですが、ササが生い茂り道も分かりずらくなっていましたので引き返し、浦浜コースを登ってみました。

急登を過ぎたあたりからキツネノカミソリが見えはじめ、その先には斜面を覆いつくすキツネノカミソリの大群落がひろがっていました。去年も同じ頃に来たのですが、去年の数倍もあるようでした。

たっぷり花を楽しんでから、登山道わきのツリガネニンジンやヤブラン、ボタンヅルなどを見ながら駐車場に下りました。

このあと、春に旧和島村の妙法寺に雪割草を見に行った時、キツネノカミソリの葉が多く茂っていたので足をのばして行ってきました。

ここはまだ少し早かったようで、咲いてはいましたが、つぼみが多く、これから見ごろになるものとおまわれました。しかし、久田城址近くにはツルニンジンがつぼみを付け、日本海からの強い季節風で上に伸びることのできなかったエノキがオレンジ色の実を付けている様子なども見ることができました。