事務局日記

新津高校理科部からヒゴスミレの調査を行うとの連絡があったため、菩提寺山のヒゴスミレ調査地点で合流し調査の同行をさせてもらいました。

以前に堆積していたスギの落ち葉を除去したことがよかったのか、大きく生長していました。

とくに急斜面のヒゴスミレは大きな株となっていて、よく見ると閉鎖花や開放花が結実したのではと思われるものがいくつか見つかりました。

これらが来春に実生から発芽してくれるといいのですが。

調査終了後、登山道わきにはハエドクソウやムラサキニガナ、ヤブコウジなどが花を咲かせ、林道に出るとトリアシショウマやノリウツギ、キツリフネが涼し気な花を咲かせ、さらに下るとオオウバユリの群生が大きなつぼみを付け、咲くタイミングを探っているようでした。また林道を抜けた水田にはオモダカが可憐な花を咲かせていました。

そして事務局へ帰る途中、水田脇のオグルマ群生が今にも咲きそうになっていました。