事務局日記

新潟市立新関小学校の3・4年生の茶摘みとお茶づくりの校外学習に秋葉区小口の茶畑や製茶の作業場でお手伝いをしてきました。

小雨の中、4年生は昨年に経験済みのため手際よくお茶を摘んでいましたが、3年生はどれを摘んだらいいか考えながら慎重に摘んでいました。

それでも1時間弱で5kgほどの茶葉を摘み取り、作業場に持っていきました。作業場では集落の人が釜で茶葉を蒸すためのお湯を沸かし、焙炉(ほいろ)の炭をおこして待っていてくれました。

摘み取った茶葉はすぐに蒸されたのですが、雨の中の摘み取りだったため蒸し上がった茶葉は水分が多く、揉みの作業に入る前にほぐして水分を飛ばしました。

この作業の間、子どもたちから多くの質問が寄せられ、熱心さが感じられました。

つぎの作業にがいる前に少し早いお昼ごはんということで子どもたちは集落の集会所に移動。

ここでお昼休みの時間を利用して、お茶の話や集会所近くにあったタラヨウの葉の話などをさせてもらいました。

その後作業場に戻って、子どもたちは班ごとの交代で茶もみを行いました。作業の無いときは近くの植物の話をしたり、野遊びをしたりして過ごしました。

お茶は時間内に仕上がらなかったため、残りの作業は集落のみなさんが行い、出来上がったものは学校に届けてくれるそうです。

子どもたちにとっては地元の産業などを経験しながら学べるいい機会だったのではないでしょうか。