事務局日記

5月のミニ観察会を植物園近くのお茶山で実施しました。快適なお天気の中開花が始まったホクリクムヨウランを中心に観察しました、花は暗い黄色で茎も黒褐色で目立たないため、最初は見つけるのも大変でしたが、目が慣れるにしたがってあちこちで咲いているのを見つけ、声が上がりました。

ほかにも近くにアクシバやツルアリドオシ、ソヨゴなどがつぼみを付けていて特にソヨゴの雄株と雌株の違いなども比べることができました。

ホクリクムヨウランはまだしばらく楽しめそうですし、周りの木々もこれから花を咲かせ始めると思います。

午後からは白玉の滝のウリノキが開花したかを見に行きましたが、開花までもう少しかかりそうでした。

さらに足を延ばして阿賀町のたきがしら湿原を見てきました。湿原はミツガシワに覆われ、その間からニッコウキスゲやヒオウギアヤメ、カキツバタ、コウホネなどが花を咲かせていました。奥の池にはヒルムシロが花をのばし、周囲にはヒメシャガ、ケナシヤブデマリ、ヤグルマソウが花を咲かせ、カメバヒキオコシも特徴的な葉を広げていました。